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関節リウマチ その1 症状

両手の手首・足首や手指・足踵の関節が晴れて痛み、朝起きた時にこわばりを感じるのが典型的な初期症状です。対称性に起こる手・足の関節炎がこの病気の特徴ですが、膝・肘・肩・股関節などの大きな関節にも広がり、進行すると痛みや変形のために日常生活に支障をきたすようになります。従って発症早期に診断し、適切な治療を開始することが大切です。
どの年代でも起こりますが、特に20歳代から50歳代に多く発症します。
病変が手や足にとどまる軽症型から全身の関節に広がる重傷型まで症状は多彩です。自己免疫疾患に分類される病気ですから、関節炎の他に微熱、全身倦怠感、貧血などの全身症状を従うことがあります。

[全身の関節に広がる重傷型の患者さんの場合]
手指や足踵の関節が破壊されると、白鳥のくび変形やボタン変形と呼ばれる手指の変形や、外反母趾や鷲爪変形などの足踵の変形が起こります。
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第1頚椎と第2頚椎の間の関節に病変が起こると第1頚椎が前方にずれて脊髄が圧迫され、四肢麻痺や呼吸障害の原因になることがあります。
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次回は、「関節リウマチ その2 原因・病態」のお話になります。
by haraseikei | 2018-03-23 14:19 | 関節リウマチ

神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎますので、歩く時には一本杖をついたり、シルバーカーを押して腰を少しかがめるようにしましょう。そうすると楽に歩けます。また、自転車での移動も痛みが起こりにくく、良い運動になります。
保存的治療としてはリハビリテーション、コルセット、神経ブロックや脊髄に神経の血行を良くする薬で症状が改善することもあります。しかし、歩行障害が進行し、日常生活に支障が出てくる場合には手術で神経の圧迫を取り除くこともあります。

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今回で「腰部脊柱管狭窄症」のお話は終わりになります。
by haraseikei | 2018-03-16 12:44 | 腰部脊柱管狭窄症

単純X線(レントゲン)写真である程度は推測できますが、より詳しく診断するためにはMRIや脊髄造影などの検査が必要となります。下肢の動脈がつまって血行障害を生じた時にも似たような症状がおこりますので、原因を正確に調べることが必要です。
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次回は、「腰部脊柱管狭窄症 その5 治療」のお話になります。
by haraseikei | 2018-03-09 12:41 | 腰部脊柱管狭窄症

脊柱管は背骨、椎間板、関節、靭帯などで囲まれた脊椎の神経が通るトンネルです。年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、靭帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くして、それによって神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いようです。

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次回は、「腰部脊柱管狭窄症 その4 診断」のお話になります。
by haraseikei | 2018-03-02 12:32 | 腰部脊柱管狭窄症