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年末年始お休みに関しまして、下記の通りご案内させていただきます。

12月29日(木) 通常診療
12月30日(金)~1月6日(金) 休診
1月7日(土)より新年の診療を開始いたします。

宜しくお願い申し上げます。
by haraseikei | 2016-12-16 13:55 | お知らせ

筋力が衰えると、転倒による骨折から寝たきりになりますa0296269_09231336.png
 筋力と筋肉の量は、30歳を過ぎた頃から急速に衰えます。そして筋肉量は、20歳~70歳までに約半分になるといわれています。特に弱まるのが、立ち上がりや歩行、バランス感覚にかかわる大腿四頭筋と大殿筋、下腿三頭筋などの下肢の筋肉。これらが衰えると、関節を支える力が弱まり膝への負担が増すだけでなく、バランス感覚を失って転倒しやすくなり、骨折から寝たきりになることもあります。中でも太ももの付け根を骨折すると、寝たきりになる可能性が高まります。
 
 筋肉が衰える原因の1つに、子供の頃に行っていたスキップやジャンプなど、大きな筋肉を使う機会がなくなることが挙げられます。そのため、筋力が衰え始める40代からは意識をして、下肢の筋肉を使う運動を習慣にしましょう。

 残念ながら下肢の筋肉は、軽い散歩や日常の動作などでは鍛えることができません。そこで、歩幅を広くしたり、関節などへ過剰な負担をかけずに効率よく下半身の筋力を強化できる「スクワット」が有効です。楽しんで続けられるスポーツもよいでしょう。子供の頃から長年続けられるスポーツに親しむことは、健康寿命のためにも大切といえます。

 筋肉は、何歳になっても鍛えることができる組織。細胞の働きによって常につくり換えられており、約3週間で入れ替わります。このときに適度な負荷をかけると、強度が高まります。
また、筋肉は最も復活しやすい組織ともいえますので、「もう年だから」と諦めずに今日からでも運動習慣をスタートさせましょう。


次回は、「自分でケアするロコモティブシンドローム その10 骨はどのようにして衰えるの? 」のお話になります。


by haraseikei | 2016-12-09 12:46 | ロコモティブシンドローム

関節の機能が低下すると、関節軟骨がすり減り、痛むようになります。
膝がスムーズに動くのは、骨の先端を包む間接軟骨が、膝への衝撃や負担を和らげているからです。しかし、長年の膝への負担から関節軟骨がすりへったり、関節軟骨と共にクッション材の役割を果たす半月板が変形すると、慢性的な痛みが起こります。
関節軟骨がすり減ってなくなると、骨同士がぶつかって痛みが起こり、さらに進行すると、骨そのものが変形してO脚になります。この一連の症状が「変形性膝関節症」。発症のリスクを上げる要因は以下の通りです。

●肥満
体が重いと、膝への過剰な負担となる。
筋力の低下
関節を支える太ももの筋肉などが弱まり、膝が不安定となり負担が増す。
外傷歴
靭帯損傷など。

膝の痛みを訴える高齢者のほとんどが、変形性膝関節症といわれています。特に軟骨や靭帯が弱い女性の発症率は、男性の2倍。筋力が低下して体脂肪が増える40代以降に多く見られるため、特にこの年代は注意が必要です。
関節軟骨は一度すり減ると元に戻りません。しかし早期治療によって、大部分の人で症状の改善が見られます。「年のせい」と放置せずに、痛みが生じたら、早めに当院にお越しください。
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次回は、「自分でケアするロコモティブシンドローム その9 筋肉が衰えると? 」のお話になります。
by haraseikei | 2016-12-02 12:43 | ロコモティブシンドローム