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症状
長時間の立ち仕事や歩行により、かかとの内側前方に痛みが出ます。階段を昇る際や、つま先立ちなどで痛みがさらに増します。
中年女性に多く、朝、起床して最初の1歩目に痛みを感じます。歩くうちに徐々に軽減し、夕方になって歩行量が増
えるに従い、再び痛みが強くなってきます。
同様の症状は、スポーツ活動の際にもみられます。ランニングなどの開始時は痛みを強く感じますが、運動を続けるうちに徐々に軽快し、長時間になると再び痛みが強くなってきます。

足底腱膜にかかる牽引力と圧迫力
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原因
足底腱膜とかかとの骨が付着する部位には、強い力とともに、着地時の荷重による衝撃の両方が加わることで、過大な負荷が集中します。
そのため長時間のたち仕事や歩行、体重増加、靴の不適合、スポーツ(ランニングやジャンプ)による使いすぎが主な原因と考えられます。

病態
足底腱膜炎は、繰り返し負荷がかかることにより、足底腱膜とかかとの骨との付着部に微小外傷や変性が起きることで痛みが生じる、腱・靭帯付着部症のひとつです。
初期には足底腱膜とかかとの骨との付着部に微小外傷があらわれます。進行とともなって、石灰化、骨化といった変化がみられるようになり、X線像で、骨棘がみられることもあります。
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次回は、足底腱膜炎の診断のお話になります。

by haraseikei | 2015-01-30 12:43 | 足の痛み

診断
a0296269_09214344.jpg母指のつけねを押さえると痛みが生じ、運動時痛があります。レントゲン検査で関節の変形があれば診断がつきます。














治療
保存治療(投薬、固定装具、温熱療法、関節内注射など)が有効です。保存治療でよくならない場合は、手術治療(関節固定術、関節整形術)を行うこともあります。
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今回で手の外科のお話は終わりになります。
次回からは、足の痛みについてのお話になります。

by haraseikei | 2015-01-23 12:22 | 手の外科

症状

a0296269_09430180.jpg物をつまむ時や瓶のふたを開ける時など、母指に力を必要とする動作で痛みがでます。進行すると母指が開きにくくなり、CM関節の変形は外見からもわかるようになります。











原因。病態
母指CM関節はよく動く関節なので、使いすぎや加齢に伴って発症したり、この部の脱臼や骨折後にも起こることがあります。関節軟骨がすりへり、進行すると関節は亜脱臼してきます。
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次回は、母指CM関節症の診断と治療のお話になります。





by haraseikei | 2015-01-16 12:45 | 手の外科

診断
手首(手関節)をたたくとしびれ、痛みが指先にひびきます。(ティネル様徴候)
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下記のように手首を曲げてしばらくすると症状が悪化します。(手関節屈曲テスト)
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その他、神経伝導速度の計測により診断します。


病態

正中神経が手首(手関節)にある手根管というトンネルで圧迫された状態です。
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治療

手の使いすぎを止めましょう。なおらないときは専門医にご相談ください。飲み薬、局所の安静、ブロック、手術(下記)により治療します。
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by haraseikei | 2015-01-09 12:46 | 手の外科