横浜市南区弘明寺整形外科リハビリ「原整形外科医院」のブログ

屈筋腱損傷 診断

けがをした指が曲がらないことで診断がつきますが、拇指以外は2本の屈筋腱があって両方切れた場合やどちらか一方が切れた場合には、指の曲がり方が異なります。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、屈筋腱損傷　治療　になります。

屈筋腱損傷 原因・病態

切り傷や刺し傷などで屈折腱が断裂します。

腱が切れると力が伝わらないため、指は曲がらなくなります。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、屈筋腱損傷　診断　になります。

屈筋腱損傷 症状

指を曲げる腱（屈筋腱）が切れると指は曲がらなくなります。指の血管や神経も同時に切れることも少なくいありません。

親指では1本、他の指では2本の腱があります。下図の網かけ部分にはトンネルがあって、その部位は特に困難です。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、屈筋腱損傷　原因・病態　になります。

爪周囲炎 治療

初期には抗生物質と冷湿布で治療します。膿がたまっているときは切開します。

爪の下で膿がたまっていれば、爪を切除して膿を出す必要があります。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

今回で、爪周囲炎　のお話は終わりになります。

爪周囲炎 診断

爪の側面、爪の付け根の痛み、発赤、腫れがあらわれ、進行すると膿がたまって黄色くなります。爪の下に膿がたまることもあります。

このような所見があれば、爪周囲炎と診断します。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、爪周囲炎　治療　になります。

爪周囲炎 原因・病態

爪周囲炎は、ささくれ（さかむけ）、ふかづめ、陥入爪、マニキュア、爪を噛むくせなどが原因となり、化膿菌が進入して発生します。爪の根もとに向かって化膿が進んでいきます。

このほかに指先の腹側が化膿するひょう疽という病態があります

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、爪周囲炎　診断　になります。

爪周囲炎 症状

急逝炎症では爪の周囲の痛み、発赤、腫れがあり、進行すると膿がたまります。

ずきずきする痛みで、眠れないこともあります。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、爪周囲炎　原因・病態　になります。

強剛拇指 治療

自然治癒することがあるので放置する装具をあてたりします。

小学校入学前までに治っていなければ手術になることもあります。

手術はこの狭くなったトンネルを開きます。それによる障害はほとんどありません。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

今回で 強剛拇指 のお話は終わりになります。

強剛拇指 診断

生後3か月以降になって拇指を伸ばさないことに親が気づきます。伸ばそうとしても伸びないことや、しこりがあることで診断します。

※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、強剛拇指　治療　になります。

強剛拇指 原因・病態

原因は不明ですが、拇指を曲げる腱が太くなり、かたいトンネル(靭帯性腱鞘)の中に入らなくなります。そのため、拇指が伸びなくなります。
※日本手外科学会「手外科シリーズ」から引用しております。

次回は、強剛拇指　診断　になります。