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腰椎分離症は腰の疲労骨折です。

腰椎分離症は、過度なスポーツなどによって腰に負担がかかり、椎弓が分離(骨折)してしまう疾患です。


分離症では上体を後ろに反らした姿勢をとったときに分離部のストレスや炎症が増大し腰痛がおこります。下肢のしびれなどの症状が現れることもあります。若年者が腰伸展により腰痛を訴える場合は分離症である可能性が高いです。


初期であれば、激しい運動をやめて硬性コルセットで固定することで分離が癒合する可能性があるので、安静とコルセットによる保存療法を行います。


コルセットで腰部を固定し、約2~3ヶ月間、激しい運動だけでなく体育の授業なども含めた運動を中止し、治癒を促します。


リハビリは、腰を安定させるために骨盤周囲の筋肉を伸ばすストレッチと筋肉の強化を行います。具体的には、大腿部の前後をよくストレッチし、腹筋・臀部の筋肉を強化します。


初期の腰椎分離症の場合、固定とストレッチなどの適切な治療を行った場合は、90%近くのケースで腰椎の癒合が期待できるといわれています。運動を再開する時期としては2~3か月後を目安にし、CTやMRIなどの画像検査で腰椎の癒合を検査して医師の許可を得てから行うようにしてください。運動を中止した場合、1か月程度で腰痛が消失する場合が少なくありませんが、必ずしも椎弓の癒合が完全に終わっているわけではないからです。


当院では、初診時にレントゲン、疑わしい場合はMRIで診断しております。その後は1か月に1度のレントゲンフォロー、リハビリ、3-4か月後にはCTにて癒合の確認をしております。

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by haraseikei | 2019-04-16 11:44 | スポーツで関節を痛めた方へ